新築 M様「2010年1月築」

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この間
「天然乾燥材に決めた理由は何?」と聞かれましたので、2Fの野物を眺めながら、ふと振り返ってみました。
#長文失礼。
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なぜ、天然乾燥材にしたか、、、
その前に、最初の自分のこだわりとしては「地元の木を使う」ということでした。
地元で育ち、地元の気候にあった木、
それも優良な天竜・水窪の木を使わないと損でしょということ。
ですので、集成材は、はなから頭になかったし、接着材を使用している点でも論外でした。
次にKD材かAD材か。
最初はどちらでもかまわない。違いはないだろうと思っていました。
どちらかというとKD材のほうがよいと思っていました。
(お上の政策の「しずおか優良木材の認定」もありましたしね)
そんな矢先 ちょうど遠山建設さんの都田の見学会があったので、足を運びました。
そこで、KD材の内部割れ をみて、思いとどまり、もう一度考えなおしました。
(サンプルはあくまでも一部の例だと思っているので、
その時点で全てを鵜呑みにはしませんでした)
KD材かAD材か、、、。
ネットでいろいろ調べても、でてくるのはどちらかというとKD材ばかり。
知り合いにきいても「そんなに変わらない。そんなに気にしなくても。。。」という声。
妻からは「何をそんなにこだわってるの?木なんて一緒でしょ。」の声。
KD材のメリットは含水率。。。
とある方に相談したとき
「含水率きにしているけど、KD材だってある程度一定になるレベルだよ。
柱1本とったって真ん中と端では含水率は違うことだってある。
KD材を使う理由としては、(外)割れや狂いなどがAD材より少ないので、
施工側としては、プレカットしやすいし、手間がかからない、
施主からのクレームだって少なくてすむということ。
デメリットをわかった上で使い、しっかりとしたAD材の管理・提供がされれば、
そんなに気にしなくていいでしょう。
(製材屋にとっては、KD材のほうが品質管理はとても楽)」とのこと。
KD材というのは、施主側よりは施工、提供側のほうがメリットが大きいのか。。。
ならば、
・割れ・狂いというデメリットを受け入れる
(最初からそれほど気にしていない)
・しっかりとしたAD材を提供してもらう
(品質の悪いAD材がAD材を悪モノにしてきた)
が満たすことができれば、
・ねばりはAD材
・色、艶ならAD材。化粧にするならもちろんAD材。
なので、断然AD材のほうがよいという考えになりました。

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そこで、ずーっと天然乾燥材にこだわっていて、実績がある三栄製材さんの材と
遠山建設さんの技にお願いしようにいたったわけです。
AD材を扱うということは、余計に
・誰が施工してもほぼ同じ工業製品とは異なる
・扱っている業者そのものが少ない
ので、はなから他の業者で見積もりはとる気はありませんでした。
あと、遠山建設さんに決めた要因のひとつにムーン設計さんの存在もあります。
ぜひ”間取りなどにスパイス(提案)”をかけてもらいたかったのです。
大工村のイベントに参加しなかったら、もしかしたら異なる結果になっていたのかもしれません。
その頃、どうしようかと本当に決めかねていた時期でしたから。
ということは、「大工村」がうまく結びつけてくれたんだと思います。
今回、KD材、AD材を調べているうちに思ったことは、
「家創りは建てたら終わりではなく、そのあともメンテしながら創りつづけるモノ」ってことですね。
最後に 今回、百年住居る事業の品質をパスできたことによって、
三栄製材さんの管理技術・高品質な材を証明することができ、とてもよかったです。
これにより、さらに天然乾燥材が広まってくれることに期待します。
逆にプレッシャーになったかもしれませんね。
また、(下石田の)Oさんにも感謝です。
フォレスト割引の前例をつくっておいてくれたおかげで、
自分に百年住居るもいけるかもと思わせてくれました。
いろいろ大変だったと思いますが、
遠山建設さん、三栄製材さん
本当にありがとうございます。
(使い道は私の中ですでに決まっているのですが)妻も喜んでおります。
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P.S.1
なんでもそうですが、施工・売り手側はメリット/デメリットをしっかり説明し、
施主・買い手側は、それをしっかり理解、把握しないとダメですね。
メリットだけしか話さない人は、なかなか信用できない、されないモノです。
いいにくい、都合が悪いことをしっかりといってくれるほうが安心感があります。
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P.S.2
天然乾燥材って「天然」という言葉でとても高いと思われているカモ。
私は、
「木材費としては、全体の10%で、無垢は集成材の10%増し。
(今の円高だと集成材はもっと高くなっているかも)
2000万の家なら10%の10%なので、20万前後の割高」
というに認識をしてますが、あってます?
これぐらいの金額なら、
建ったあとでも替えられるし、もって10年ぐらいしかない高額な住設と
取替えのできない、100年はもつ躯体と
どちらにお金をかけますか?ってとこですね。
もちろん、私は躯体にお金をかけることを選びました。




